2013-08-30

Autamu Ceramic Fair 2013

いよいよ始まりました。秋のセラミックフェア。
毎年この時期になると、アラビアのSモデルが恋しくなります。





もうお使いの方も多いと思いますがここでおさらい。

1960年にウッラ・プロコペによってデザインされたルスカシリーズが元となりました。
その後約40年間の間に、たくさんのデザイナーがデコレーションを施し、長い間製造されたこのフォルムが
アラビアのSモデル。

Sモデルの魅力は、とにかく使ってみるとその良さがすぐに理解できます。
カップの持ち手の安定感、少し外に広がるリムの口当たりの良さ、料理が映えるカラーと雰囲気。
装飾の種類の多さは、きっとお気に入りのシリーズが見つかると思います。
バリエーションの豊富さも見逃せませんし、たとえ装飾が違っていても同じ形であれば
スタッキングもスマートにおさまります。
必要な形を必要な枚数だけ集めていける。
これぞ、まさにフィンランドのサスティナブル精神!

そして、もう1つの大きな魅力は、カラーにあると思います。
ラインだけの装飾も多く存在するSモデル。
その色合わせは、ありそうでなかったような、でも心にしみ込んでくるような。
そんな、フィンランドの色がたっぷり詰まっています。


これからの季節に備えて、しっかり揃えて頂けるようにたくさん集めました。
ぜひ、この機会にフィンランドの定番食器、Sモデルでテーブルコーディネイトを楽しんでください!






2013-08-26

Cタイプ



はい。フィンランドに行かれた方は、すぐに分かったと思いますw
これは、フィンランドのコンセントです。
C タイプと呼ばれる、2本のピン状の刺し口になっています。
なのでご旅行の際は、変換アダプターが必要です。
電圧は220ボルトです。カメラや携帯の充電器なんかは、対応してるものが多いと思いますが
お出かけ前にご確認を。







2013-08-23

くしゃみが出るほど好き


古本が好き。
くしゃみが出るほど好きです。
というか、古いホコリや紙の繊維みたいなのや匂いで、確実に出ます。
でもやめられない。

集めてるのは、60年代から70年代の婦人誌やインテリア雑誌が多いです。
アラビアやイッタラ、マリメッコなんかの当時の広告が載ってたりするので、確実に萌えます。
だからやめられない。


中でもお気に入りの1冊はこれ。

1972年のフィンランド航空の機内誌。
(ちょっと前までは、「キートス」という機内誌があったけどもうなくなっちゃったのかなぁ。)
機内誌だから、フィンランドの街の情報や企業の広告など満載で、旅の気分も最高に盛り上がる仕上がりです。
ということは、フィンランド好きにもたまらん、内容な訳ですw





 もう今は存在しない、リヒマエン・ラシというガラスメーカーの広告とか (˘̩̩̩⌣˘̩̩̩ )



 オイバ・トイッカのバードシリーズ最初の作品、シエッポが「新発売」とか (˘̩̩̩⌣˘̩̩̩ )



マリメッコやヴォッコの1972年のスプリングコレクションとか (˘̩̩̩⌣˘̩̩̩ )

涙なしでは読めない内容 (˘̩̩̩⌣˘̩̩̩ )
みなさんも、フィンランドの蚤の市やセカンドハンドショップで探してみては?








2013-08-18

ピッチャーは楽に使う!


お盆休みも今日までという方も多いようですね。
でもまだまだ暑い日が続きます。
そんな時は、キーンと冷えたフレーバーティーや、フレーバーウォーターを
作り置きのコーディアルを使って、ささっとお出しする。





というのは、本当にマメで素敵な奥様がすること。(と、私は思っていますw)
マメでも素敵でもない私は、便利なツールと、とびきり素敵なピッチャーを準備します。



用意するのは、ミネラルウォーターと、無印などで売っている水出し用のティーバッグと
とびきり素敵なピッチャー。

これだけで、マメで素敵な奥様に近づけるんです!






ピッチャーってどんなタイミングで使えば良いか分からない。と、よく聞きますが
こーんなに、楽していいんです。
それでも、ピッチャーは素敵な時間をくれるアイテムなんだと思います。

冷たく冷やして、美味しくなぁれ。(あとは待つのみw)









2013-08-17

とんがりな、コーン


とんがりな、コーンをお気に入りのボウルに入れてみたらめちゃ可愛くなった!
なに?このカラーのバランス。最強。




まぁ、こうやって食べるから、味はいつもと一緒なんだけどね。
ガウガウ。






2013-08-16

手放さないシリーズ☞マメ皿


みなさん、こんにちは。
買い付けたものの、やっぱり手放せないもの。私にもあるんですよねぇ。
それを「手放さないシリーズ」として、紹介してみようかなぁと。

「自慢ですね?」

ええ、ある意味自慢ですが、たまには自慢させてくださいw



このピンクのマメ皿は、Aune Laukkanen デザインのお皿。


 このブルーのマメ皿は、Raija Uosikkinen デザインのお皿。



このガラスのマメ皿は、Gunnel Nyman デザインのお皿。



まぁ、どのくらいすばらしいデザイナーの作品で、どのくらい珍しい一品かなんて
野暮なことは言いませんよw我々が手放さないくらいですからねぇw

でも、どんなに珍しいかとか、どんなに人気があるかとか、どんなに高価なものかとか
そんなのヴィンテージを選ぶには、本当は必要ないんです。
自分の好きな物が一番なんですから。







2013-08-13

サルミアッキは味方です



おはよーございます。
いよいよ、日本ではお盆休みー!という方も多いですよね。
そして、この休みを利用してフィンランドに旅立たれる方もきっと多いはず。

昨日もね、去年フィンランド行きました!って方とお話していて
私の持っているフィンランド情報をいろいろご紹介していたら
「あぁ〜。行く前に知りたかったぁぁ!笑」っておっしゃってましたw



そうなんです。実は、サルミアッキはフィンランドに行きたいあなたの味方なんです♡
観光局さんからも資料をもらっていたりするので、フィンランド旅行の前に来てくださる方も多いんですよ。
いろいろ知って行くのと、知らないで行くのでは、旅の満足度もずいぶん違いますからね!
もちろん、私も知らない分野のこともたくさんあるので、その時はできるだけ一緒に調べたりしましょ♪



でも、でも、でも。



会っていきなり「オススメは?」と聞かれることが多いのもホントのところ。
あれ、禁止ねw
だって、その人の好みも知らないのに、漠然とオススメなんかできないんですもん。
(私が本当にオススメしたい所は、変な場所も多いので、「へぇ〜」って流されることも多い!w)
「こんなのが食べたい」とか「こんなヴィンテージを探したい」とか「こんな洋服を見たい」とか
具体的に聞いてもらえたら、資料の情報や自分の情報、お客さんから教えてもらった情報などから
できるだけその人の好みや、旅のスキルにあった情報を提供したいと思っています。



でも、でも、でも。



ここ2年ほどは、夏に行ってないので、この時期に行くと聞くと正直羨ましい!
「えーえー。いーなー!いーなー!ぶーぶー。」としつこく言うと思いますがそのくらいは許してくださいw
それでも、あなたの味方です♡








2013-08-09

コートハンガー


ここは、サルミアッキの奥の1階の廊下です。
木の枝をモチーフにした、コートハンガーです。(☜もちろん、自作!)

普段はレインコートとか、帽子とか、鍵とか、靴べらとかがぶら下がっております。
今日は、今週末に店頭にならべるマリメッコのバッグをぶら下げて、パチリ。

まるでどこかのお店みたいに素敵だったので、サルミアッキの1階の奥の廊下も店舗にしよか!?
と、アホな提案したものの、もちろんすぐに却下。
写真だけでも見てやってください(泣)









2013-08-05

ファウニハンター

そろそろ、この子たちの紹介をしなければいけない。
お店に来てくださった方は、目にしたことがあると思います。
ブログのタイトルにもチラッと顔出ししています。
そう。ファウニたち。





ジャーン。



この子たちは、ファウニ・フィンランドというアトリエで生まれた森に住むトロールです。
ムーミンのフィギュアを製作したことでも有名です。
こんな感じですが、子どもたちのことが大好きなトロールです。怖がらないでね。

店内に並べていますが、売り物ではありません。ごめんなさい。
だって、サルミアッキのもう1つの顔が「ファウニハンター」なんですもの。

この絶妙なケモノ感とポップな表情。たまりません。
こんなトロールはもちろん、ファウニのイラストが描かれたものでも、収獲してきます。


例えば、こんなのとか。




グラスは以前、販売してみましたが誰も見向きもしてくれなかったのでもう売りません(泣)
(1個くらいは売れたけど)
奥のオーブンミトンは、レジのおばちゃんに「ええ買い物してる!」と褒められた一品w
フィンランドでは、かなり有名でコレクターさんも多数。
ヴィンテージショップに並んでても譲ってくれないことの方が多いんですよ。


絶滅危惧種でもあるファウニたちなので乱獲はしませんが、
これからもファウニハンターとしても頑張っていこうと思います!


ひゅうぅぅぅ〜〜〜。











2013-08-03

8月のお休み


いやぁ。8月ですな。
8月は、火曜、水曜のいつもの定休日だけお休みしようと思います。
お盆休みに京都に帰省するよーという方、夏休みに京都遊びに行くよーという方。
お待ちしております。







2013-08-01

Tunturi

まだまだ続くガラス祭りのお品をピックアップして紹介してみようというシリーズ2回目。
タピオ・ウィルッカラが1950年代にデザインしたアートピース、トゥントゥリ。




彼のデザインの魅力は、フィンランドの大自然の一瞬を切り取ったようなデザインだと思います。
恐ろしいほど荒々しい雪や氷の躍動感や、風の音さえ聞こえないような静寂の世界を表現し
そして、植物の儚い一瞬の表情もとらえます。

そんな大胆で繊細な造形美をガラスで表現し、多くのアートピースやプロダクトをデザインした彼が
こんな優しくて愛らしいスケッチを残していました。







テキスタイルデザイナーでもイラストレーターでもない、
プロダクトデザイナーである彼の描く世界が見られる珍しい一品。
それは、ガラスの枠を超えてトナカイの草を踏む音さえ聞こえてきそうです。