2013-07-23

Suomen Lasi 2013


毎年夏に開催している、Suomen Lasi のイベント。
意味は「フィンランドのガラス」というそのまんまなタイトルですが
フィンランドのガラスデザインの魅力をお伝えしていこうという企画。


2011年は、 「オイバ・トイッカのスペシャルエディション」として、今なお独創的なフォルムと
幻想的なカラーで我々を魅了し続ける奇才、オイバ・トイッカの代表的なプロダクトを
1950年代の作品から時代を追ってご紹介しました。

去年2012年は、「フィンランド・ガラス街道」を開催。
皆さんがよくご存知のイッタラだけでなく、ヌータヤルヴィ、リヒマエンなど代表的なメーカーが存在し
その街をつなぐと1本のガラス街道が浮かびあがります。
その街道を旅するように、3つのメーカーのそれぞれ個性あふれるプロダクトをご紹介しました。



そして、今年。2013年のテーマは、

「見ようとしないと見えなかった。透明の世界。」



今年はどんな角度から、フィンランドガラスの魅力をご紹介しようかなと、考えていました。
去年から今年にかけて、日本でもフィンランドガラス展が開催されて、きっと皆さんの感心も高いはず。
そんな皆さんと一緒に、我々ももう少し奥深いところまで行きたいと感じ始めました。


アート作品があるからこそ、それの余韻を感じられるプロダクト(普段使い)を手にした時の特別感。
ほんの手のひらに収まる小さなガラスの中に、フィンランドの大自然を感じられた時の感動。


そして、我々が見つけたのは、透明の世界でした。

カラーガラスではない、透明だからこそ浮かび上がるフォルムの美しさや、特別な表現方法や輝きを
あらためて感じることが出来ました。
それは、見ようとしないと見えなかった世界。
でも、見ようと手にすれば、日常を特別な瞬間に変えてくれます。


今、本当に欲しい透明のガラスをご紹介して行きます。




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