2013-07-30

Punnitse & Säästä


Punnitse & Säästä


こちらは、フィンランド国内に展開する食品の量り売りのお店です。
ナッツやドライフルーツ、チョコレートにスナック、日本の「おかき」までありました!
(おかきの上には、折り紙の鶴のディスプレイまでw)

他にも、穀類やお米、それにオーガニック食材なども並んでいました。
お店のサイトを見てみると、過剰な梱包を省くことで、時間やコスト、そして自然環境への配慮もあるようです。

そんな高い企業理念もすばらしいのですが、何より嬉しいのは、旅行者のわがまま

「ちょっとずつ、いろんなお菓子を食べたい!」

を、叶えてくれるお店です!



それぞれのボックスにグラムあたりの価格が表記してあるので、同じ金額のものなら同じ袋に入れてオッケー。
気になるものを好きなだけ袋に入れてレジへ。

私が行ったお店は、最近雑誌で取り上げられることが多い、カッリオ地区にあります。
メトロのソルナイネン駅からすぐのところ。
ぜひ、ビニール握りしめてぽりぽりしながら、ヘルシンキの街を歩いてみて下さい!



Punnitse & Säästä
Hämeentie 50, Helsinki








2013-07-28

Sargasso

今年のガラス祭りのお品をピックアップして紹介してみようというシリーズ。
まずは、カイ・フランクが1970年代にデザインした、サルガッソ。




この形、なんだか不思議な気がしました。
ガラスなのに、ガラスじゃないみたいな形。


カイフランクは、大昔から人々が使ってきた生活の道具をデザインの中に取り込むことが
モットーだったようです。
ずっと使い続けられてきた形は、使いやすいに決まっているという発想のようです。
だから、彼のデザインが機能的と言われるのは、ごく自然なことなのだと。
それを本で読んで、すごく納得。
このサルガッソも、木製の水桶のようにも見えるし、白樺のカゴのようにも見えますよね。

そんな、何気なく毎日使う暮らしの道具を、美しくデザインしてくれたことで毎日の日常を
ふわっと彩ってきたカイ・フランクは、やっぱり神的存在。


そして、サルガッソといえば、この特徴的な泡。
大小の泡がぶくぶくと湧き出るように、はじけ合うように、散りばめられています。
泡入りのガラスの表情って、とにかくとてもやわらかくて小さなつぶつぶを眺めていると
海や宇宙に吸い込まれたように、空間が変わります。














サルガッソは、プロダクトとして生産されたシリーズなので、今のところ比較的リーズナブル。
ええ、今のところは。です。
何十万円のアートピースは、欲しいけどなかなか手が出しにくいのもホントのところ。
サルガッソの中でもこの取手付きのベースは、カイ・フランクのサスティナビリティを感じながら
職人によって生み出されたクラフト感と、アートピースの余韻も感じられるという
本当に贅沢な一品です。


Sargasso vase ¥13,650







2013-07-27

透明、透明、透明。

みなさん、こんにちは。いよいよ始まりました。


Suomen Lasi 2013

今年のテーマは、透明のガラス。店内はこんな感じです。



あらためて透明ばかり並べてみると、それぞれ本当に個性的で特徴が際立ちます。
シェイプが美しかったり、つぶつぶの泡入りだったり、エンボスされてたり、カットされてたり。

今回、ご紹介している透明のガラスは、本当に自分たちが使いたかったものや
一度は手に入れたかったものばかりをセレクトしました。
みなさんにも、気に入ってもらえると嬉しいです!














これだけ、「透明」推しされると、カラーのガラス買いに行きにくいよねーって方もご安心下さい!
もちろん、カラーのガラスもあります!









2013-07-23

Suomen Lasi 2013


毎年夏に開催している、Suomen Lasi のイベント。
意味は「フィンランドのガラス」というそのまんまなタイトルですが
フィンランドのガラスデザインの魅力をお伝えしていこうという企画。


2011年は、 「オイバ・トイッカのスペシャルエディション」として、今なお独創的なフォルムと
幻想的なカラーで我々を魅了し続ける奇才、オイバ・トイッカの代表的なプロダクトを
1950年代の作品から時代を追ってご紹介しました。

去年2012年は、「フィンランド・ガラス街道」を開催。
皆さんがよくご存知のイッタラだけでなく、ヌータヤルヴィ、リヒマエンなど代表的なメーカーが存在し
その街をつなぐと1本のガラス街道が浮かびあがります。
その街道を旅するように、3つのメーカーのそれぞれ個性あふれるプロダクトをご紹介しました。



そして、今年。2013年のテーマは、

「見ようとしないと見えなかった。透明の世界。」



今年はどんな角度から、フィンランドガラスの魅力をご紹介しようかなと、考えていました。
去年から今年にかけて、日本でもフィンランドガラス展が開催されて、きっと皆さんの感心も高いはず。
そんな皆さんと一緒に、我々ももう少し奥深いところまで行きたいと感じ始めました。


アート作品があるからこそ、それの余韻を感じられるプロダクト(普段使い)を手にした時の特別感。
ほんの手のひらに収まる小さなガラスの中に、フィンランドの大自然を感じられた時の感動。


そして、我々が見つけたのは、透明の世界でした。

カラーガラスではない、透明だからこそ浮かび上がるフォルムの美しさや、特別な表現方法や輝きを
あらためて感じることが出来ました。
それは、見ようとしないと見えなかった世界。
でも、見ようと手にすれば、日常を特別な瞬間に変えてくれます。


今、本当に欲しい透明のガラスをご紹介して行きます。




2013-07-21

トナカイ



ツノ取れました。


トナカイはオスとメスでツノの生え変わり時期が違うそうです。
オスは秋から冬に生え変わり、メスは春から夏に生え変わるみたい。


うちのトナカイは、どうやらメスのようです。











2013-07-19

Eat & Joy Kluuvin Kauppahalli で買ったもの

昨日の Eat & Joy Kluuvin Kauppahalli で買ったものをご紹介します。
きっと、牛や馬の缶バッチとか買ってると思われてるんだろうなぁ。
いや、そこは鶏の缶バッチでしょ。いや、羊が正解か。うーん。









と、一応は数分悩みましたが、実際に自分用に買ったのはこちらw



レジ横にあった Eat&Joyオリジナルのエコバッグ!
テキスタイルブランド Kauniste のデザインです。
最近は日本の雑貨屋さんでも取り扱いがあるので、ずいぶんおなじみになったフィンランドブランド。
ティータオルやエコバッグなど、フィンランドの昔ながらの空気感を残しながら新しい風も感じるブランドです。









というわけで、ミルク缶をモチーフにしたEat&Joyのエコバッグは、
我が家の一番日当りのよいキッチンの特等席を陣取り、毎日お買い物に行くのをスタンバッてます。






2013-07-18

Eat & Joy Kluuvin Kauppahalli

Eat & Joy Kluuvin Kauppahalli へは、こんなエスカレーターで降りて行きます。



Eat & Joy は、地元の厳選された食材にこだわったスーパーマーケットです。
デザイナーのハッリ・コスキネンも共同経営者の一人で、フィンランドのオーガニックブームの
立役者となったスーパーマーケットだそう。
どおりで店内のどこを見ても、食へのこだわりが感じられます。





奥には、その食材を使ったデリや食事も出来ます。



牛乳やヤギミルク、たまごを見てるだけで楽しい店内♪








食の安全性や食の未来に地産地消、そんなしっかりしたコンセプトを携えたスーパーマーケットで
こんなクールな缶バッチが買えてしまう、フィンランドが大好きです。

みなさんも、お土産に迷ったらEat & Joy へ!























Eat & Joy Kluuvin Kauppahalli
Aleksanterinkatu 9, Helsinki
www.eatandjoy.fi









2013-07-17

夏の1枚



いよいよ、京都は祇園祭のクライマックス、山鉾巡行の日。
これが終わると一気に京都にも夏が訪れます。(あちぃんだろうなぁ。今年も。

と、いうわけで。
これからの夏本番に向けて、夏のテーブルに合わせたい涼しげなブルーのプレートを選んでみました。

アラビア社には、本当にたくさんのブルーが存在します。
薄い水色から黒に近い濃紺や藍色、コバルトブルーやマリンブルーに、ベビーブルー。
その表現の多さに、アラビア社の技術と懐の深さを感じてしまいます。

そして、フィンランドに行くと、自然界のブルーの美しさに感心します。
空の色に、海や湖の色。
その中でも、時間や季節によって刻々と変化していくブルー。
デザイナーたちが切り取った、フィンランドのブルーを1枚テーブルに合わせてみれば
この暑い夏を乗り越えられそうです。




2013-07-14

ありました。

あの道路標識、ありました。


いつもレンタカーを借りて買い付けに行きます。
街と街の間は、ほぼこんな景色です。
「あれ?さっき通らなかった???」というくらい、こんな景色が続きます。

そんな時でもこの標識を見つけると、ブワッとテンションが上がります。








2013-07-13

how to スーパーマーケット


フィンランドでは、ほぼ毎日のようにスーパーマーケットに行きます。
夕食用にデリでお惣菜を買ったり、お土産を探しに行ったり。
パッケージを見てるだけでも楽しいですし、その国を知るにはスーパーマーケットが一番!

そこで、スーパーでのお買い物のやり方をご紹介しようと思います。
これからフィンランド行くよ〜って方は、参考にしてみてください。
フィンランド行ったことあるよ〜って方は、「そうそう♪やった、やった!」と懐かしんでください!



パックされて売っているものは、日本と同じでカゴに入れて集中レジで精算するのですが
野菜やパンなど、量り売りの食材の買い方です。
では、どーぞ。


















カリヤランピーラッカ(Karjalanpiirakka)を
買うよ!
表示の48番というのがこの商品の識別番号で
6.90 は、1kgあたりの価格です。



















備え付けの紙バッグに必要な量だけ入れます。
(紙バッグが可愛くても、グッと我慢して一枚だけ。
うぐぐ...)
















近くにある、数字がたくさん並んでる量りに乗せて
さっきの識別番号をピッ。
(このセルフ感が旅行者ってことを忘れさせてくれるんだよね〜)
















下から値段の入ったバーコードシールが出てきます。
(でも嬉しがって写真を撮ってるあたりは立派な旅行者ですがw)















出てきたシールを商品に貼れば終わりです。
他の商品と一緒に集中レジで精算します!


この一連の流れをいかに、しれ〜っとやるかが勝負です!
ぜひ、みなさん挑戦してみてください!








2013-07-11

SIS. DELI+CAFE で買ったもの


SIS. DELI+CAFE でおやつ買いました。
素敵なパッケージのどこを見ても「salmiakki」の文字は確認できなかったので買うことに。

中身は、シーバックソーンとリンゴンベリーの2種類のゼリーでした。
シーバックソーンというのもベリーの仲間だそうです。
パッケージには、「どちらもフィンランド天然のベリーで、少しユニークな味だけど
フラボノイドがたくさん入っているよ。」と。
(サルミアッキのユニークさに比べたら、普通に美味しかったです。)

パッケージもかわいいし、珍しいベリーだし、安心して食べられるし、お土産にオススメです!




あと、お決まりのシナモンロールをテイクアウト。
お店によって違う味は、食べ比べするのも旅の楽しみのひとつ♡






ちなみに。とにかく、フィンランドでおやつを買う時には注意が必要です。
中身が見えるパッケージなら、黒い物体が入っていないか、
中身の見えないパッケージの時は、原材料に「salmiakki」の文字がないか確認してください。

知らずに買って食べると、ペッペッペッ。ってなります。





2013-07-09

SIS. DELI+CAFE

SIS. DELI+CAFE




ここは、オーガニックカフェ。オリジナルのジャムやスイーツなども販売してます。
朝食がビュッフェ式で食べられるので、あえてホテル代を節約してここで食べるのも地元っぽくてステキ。
土日も営業しているので、日曜の朝のブランチ使いにもオススメです。
オーガニックの食材へのこだわりだけでなく、パッケージデザインもステキなので
ぜひ、テイクアウトもしてみて下さい。



店内はこんな感じ。

朝食はビュッフェ式。シスデリさんは、iittala シールをはがさない派。


















SIS. DELI+CAFE

Kalevankatu 4, Helsinki
www.sisdeli.fi

2013-07-07

キャンドル


おはようございます。とうとう京都にもあの蒸し暑い夏がやって来てしまったようです。
朝から涼しい場所を探してうろうろしています。


今、お店で aarikkaの魅力をお伝えしようと猛アピール中なのですが(これでも)
そういえば、キャンドルの一人当たりの消費量が世界一なのは、フィンランドだそうです。
冬が長くて日照時間も少なくなってしまうフィンランドでは、太陽や照明、キャンドルの灯りなど
光りの取入れ方が本当に上手だと思います。
涼しいフィンランドなら、夏でもキャンドルを上手に使えそう。フィンランドなら...。


朝からうろうろしていて、我が家の冬場活躍しているキャンドルたちを見ていました。
もちろん、ここは夏の京都。火を灯す気にもなりませんが、一応インテリアの一部にはなっています。


火を灯さないので。というのが理由になるか分かりませんが....ぬいぐるみ用の目玉が入っています。

オブジェ。というより、使ったまま放置のようにも見えますが.....
























そう思うと、aarikkaのキャンドルっていいよね。(猛アピール中)






2013-07-05

aarikka が好き

aarikkaの生み出す空気感が好きです。



1960年代 70年代のものばかりでそろえて、ポップな感じやレトロな雰囲気で
あふれるのは、実はあんまり好きじゃないです。
だからと言って、新しくてシュッとしたデザインばかりの
スタイリッシュでカッコ良過ぎる空間も、好きじゃありません。(ついでに似合いません。)
できるだけ、フィンランドのどこにでもある普通の日常を切り取りたいと思っています。







そんな時、少しだけaarikkaを加えると、万能のスパイスみたいに空間が美味しくなります。
こんな、どこにでもある、少し野暮ったいくらいのフィンランドスタイルが大好物です。
そして、生活の中で、ふと目に入ったワンシーンにフィンランドの空気感を感じられると
鼻を膨らませて、ニヤリとします。







2013-07-03

HOTEL ROOM

こちら、ヘルシンキのカッリオ地区にあるB&B
HOTEL ROOM




アパートメントの1室をリノベーションしてB&Bとして提供しています。
生活に必要なものは、一通りそろっていてトイレ、シャワー、キッチン付き。
なんと言っても、部屋の雰囲気とロケーションがある意味、最高です。
カッリオ地区は、ハカニエミマーケットの北側の辺り。
もともと労働者とかが多かった地区のようで、そんなに治安はよろしくないです。
でも今は、カフェやショップなどもたくさんできているので、興味のある方はぜひ。





フロントのあるホテルではないので、他のフィンランド人に混ざってカギを開け
エレベーターに乗って部屋に帰る。
夕食は、スーパーで買ってきたお肉を焼いて、野菜を切って、パンをかじる。

たった、これだけでヘルシンキの景色が変わるから不思議。

















THE ROOM

Helsinginkatu 12, Helsinki
www.hotelroom.fi

2013-07-02

定休日


みなさん、こんにちは。
火曜と水曜は、お休みなんです。

たいてい仕事してるんですが、いつも以上にゆるくなります。
そして、こんな美しいイモムシを見つけたら、もちろん中断。



自然界には、本当に美しいものが存在する。
なのに、イモムシの美しさなんて想像したこともなかった。
自分たちのイマジネーションなんて、足元にも及びません。




ばいばい。イモムシ。