2013-06-30

suola ja pippuri

suola ja pippuri は、フィンランド語で「塩とこしょう」

スオラ ヤ ピップリ 

フィンランド語の音ってリズムがあって耳障りが逆によくて好き。
(だからと言って、ペラペラ話せるわけではない)



こちらカイ・フランクが1958年にデザインした塩入れ。
この前、蚤の市でおばちゃんにもらったけど、底のふたが付いてなかったです。
他のアラビアのものも、ヴィンテージ物は経年の劣化でなくなっていることが多かったりします。



だったら、自分で作りましょう。


材料:ワインのコルク 1個
道具:カッターナイフ、サンドペーパー(細目)
作り方:適当な大きさに切って、少し台形に形成して、何度もサイズを合わせながら作ります。



 はい。できあがり。






2013-06-28

räsymatto のある風景


これは、räsymatto(ラシーマット)という裂き織りのマットです。
古くなったカーテンや洋服などを裂いてひも状にして織られたマットです。
使い古した布も捨てずにマットとして再利用しているので
カラーリングなど偶然の産物ながらとても魅力的。
フィンランドスタイルには、今や欠かせないインテリアアイテムです。
たった1枚から広がる世界観は、お見事。
世界に1枚のお気に入りを見つけに来て下さい。






















ネコのヴィッレもお気に入り。
(フィンランドの農場にいたネコ。ずっと私たちの後をついて来て、膝に乗りたがるネコ。ドロドロの足には注意が必要 (˘̩̩̩⌣˘̩̩̩ ))



2013-06-26

GRAPE STATION で買ったもの



GRAPE STATION でドレスシューズを買いました。(もちろん、セカンドハンド。)

ヘルシンキのカッリオ地区の雰囲気や空気感を閉じ込めたような靴。
履くたびにヘルシンキの街並や石畳を思い出して、靴をタンタンッと鳴らしたくなります。

また、フィンランドに連れて行ってくれますように。





2013-06-25

GRAPE STATION

このお店好きです。


こちらは、GRAPE STATIONというお店。
今、話題のカッリオ地区にある、セカンドハンドのセレクトショップです。
(カッリオ地区についてはまたあらためて紹介していきます)





店内には、食器にインテリア雑貨に洋服にアクセサリーにと
オーナーさんのセレクトしたセカンドハンドが並んでいます。
甘過ぎないセレクトが、フィンランドらしくて好き。
ガラクタあり、掘り出し物ありの、すごく刺激になるショップでした。
旅先の洋服は現地調達、というのもありかも!
















GRAPE STATION

Hämeentie 32, Helsinki




2013-06-24

サルミアッキの上


ご存知の方もちらほら。
我々、サルミアッキの上に住んでいます。(なんか、座敷わらし的な表現ですが...)
自分たちがフィンランドにいる気持ちになりたくて、完成した家。
これからは、どんどん公開していこうと思ってます。


そうそう。
フィンランドから帰ってくるといつも必ず思うことがある。
「フィンランドよりもフィンランドらしい空間」だなぁ。と。


2013-06-23

トサカ



(Kaj Franck 1957年)



昨日もねお客さんと、「カイフランク、神ですよね!」って話で盛り上がった。
こんな美しいアート作品もデザインできるのに、庶民のために多くの使いやすい器をデザインしてくれた。
それは、海を渡って時代を超えて、現代の日本人の私の生活も豊かにしてくれてる。




あぁ、神よ。
たとえ、トサカが折れていても。





2013-06-21

再発見する普段使いの美しさ

明日から、店頭とサイトでこんな器たちを紹介していきます。


我が家でもお客様が来られる時は、ついつい張り切ります。
とっておきの器でおもてなしをしたい!と。

でも、毎日誰かが来るわけでもないですよね。
それにそんな時のためだけに、器を選ぶなんてもったいない。
自分のために毎日使う器に、もう一度目を向けて選んでもらえたら嬉しいです。








毎日の食卓を飾る普段使いの器たち。
シンプルな装飾だからこそわかるARABIA食器の本当の美しさ。
毎日使えば使うほど、愛着が沸きそれぞれの魅力を再発見できます。
料理に合わせてカラーを選んだり、フォルムに合わせて盛りつけしたり。
まずは、デイリーユースの器から食卓のコーディネイトを楽しんでみませんか。



2013-06-20

ARABIA 深めのボウル

我が家のデイリーユースの器たちも紹介してみよう。







このボウルは1930年代にデザインされたアラビアの器です。
深めのボウルって「実際何入れるの?」って困惑することもよくある話。
残念ながら、我が家には「フルーツポンチ」というオシャレな文化がありません。
なので、もっぱら調理器具として活用しています。


よくやるのは、ポテトサラダやマッシュポテトです。
材料をここに入れて、ドーーンと混ぜるだけ。
しかも、ちょっと体裁を整えて、食卓へ。
あまったら、そのままラップして冷蔵庫へ。
(こうして文章にすると、あらためて自分の適当さが露呈する。)




「シンプルで機能的」と言われるフィンランドデザインは
こうして怠惰な私のことも決して見捨てることなく、日常を助けてくれています。








2013-06-17

PAPER SHOP で買ったもの


このポストカードは、前回紹介したPAPER SHOPで購入した
Sanna Annukka デザインのポストカード。
マリメッコ社でもその才能を発揮させている注目のデザイナーさんです。


それにしてもいつも思う。ポストカードを買うことは、最終自分のためではない所がいい、と。
自分に送るわけではないから、きっと未来の誰かのために買ってある。
でも大切な誰かのために使うまでは、こうしてインテリアの1つとして壁に飾って眺めてる。




あぁ、いつまでも素敵なポストカードを選べる人になりたい。









2013-06-15

PAPER SHOP

そろそろ、周りで「この夏にフィンランド行くんですっ♡」という声を聞くようになってきたね。
(本気でうらやましい。私だって夏に行きたい!)

そういえば、4月の買い付けのフィンランド報告もまだしていなかった気がするので
これからフィンランド行く方に少しでも何かの情報になればいいなぁ。




こちらは、PAPER SHOP というお店。
店内に入るとふんわりしたカラーのディスプレイがなんとも乙女心をくすぐる。
(私だって文房具屋さんでバイト経験があるくらい、こう見えて紙ものは好きだ。)
店内には、ポストカードやノート、ラッピングペーパーまで、国内外から集められた紙モノ雑貨専門のお店。



こんな感じで店内には、たくさんの紙モノアイテムが並んでます。
その中には、マリメッコ社でも活躍する Sanna Annukka 自身のブランドからデザインされた
ポストカードやノートなどもここで買えます。
自然モチーフの中に幾何学的な直線が見事に調和し融合する彼女のデザインは
見ていて永遠を感じる程、飽きのこない魅力があるから大好き。
ぜひお土産探しに足を運んでみて下さい。












PAPER SHOP

Mariankatu 15, Helsinki




2013-06-14

カフェスペースをリニューアルしました。


おはようございます。
ここは、サルミアッキの奥にあるカフェスペースです。
先日の定休日にリフォームしました!
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今まではペンキのグリーン一色の壁だったのを
壁紙を貼って、天井に板を貼って、照明器具を変えました。














壁紙はフィンランドの壁紙屋さん
Tapettitaloさんで買った壁紙を使用。














照明は、Riihimäen社でも活躍した
ガラスデザイナーHelena Tynellの作品。



はい。フィンランドにこだわると言ったからには、決してぶれません!

その結果。。。

かなりのフィンランド空間になりました。
でも、これまでの誰が見ても可愛い感じからは、卒業です!











カウリスマキ映画のワンシーンに出て来るような
フィンランド歌謡のイスケルマが聞こえてきそうな。
少しメランコリックで郷愁を誘う空間。

フィンランドでも時々出会ったそんな空間は
ふらりと訪れた我々が、足を踏み入れてはいけないんじゃないかと思うほどに異空間。
そして、拒絶されることも受容されることもありません。
ただそこに存在していて、何を思い何を感じるかは自由だと言われている気がします。









2013-06-13

サルミアッキのブログが新しくなりました!

(初フィンランド 2003.08 撮影)

みなさん、あらためまして自己紹介させて頂きます。
京都・一乗寺でフィンランドデザインをお届けしている、サルミアッキです。

この度、ブログをお引っ越しさせて新たにスタートさせたいと思います!
(以前のブログはこちらです。)

サルミアッキをスタートさせて7年間、「北欧」ではなく「フィンランド」を追い続けて来ました。
初めてフィンランドで感じたその何かは、ただ漠然と我々の心を支配するだけで
うまく伝えることも、表現することもできませんでした。
「かわいい」や「使いやすい」なんて言葉は、ありきたりで当たり前と感じるほどに。

買い付けでフィンランドへ行くたびに、まだまだ知らないフィンランドと出会います。
見たことのないほど古いアラビアの器、エネルギー溢れるニューエイジのデザイン、
映画の世界に迷い込んだようなダウンタウンの風景、マリメッコの最新アイテム。
それらは、初めて旅行者として訪れた10年前と変わらず、我々を熱狂させてくれます。

新しい物と古い物のコントラストがフィンランドスタイルの魅力だと感じます。
そして、それは何でもない日常に確かに存在します。

こうして見えてきた、フィンランドスタイルを伝えたくてブログを新しくしました。
だって、せっかくフィンランドという選択をしたんですから♪

まだまだ、リニューアルしたばかりで記事も少ないですが、
ぜひフィンランドスタイルを感じてみて下さい。

そして、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。